ライトノベル小説から漫画化、そしてハリウッドでの映画化が話題となった本作『All You Need Is Kill』。
全2巻で完結と巻数は少ないものの、その中に詰め込められた物語は読者をストーリーの中に引き込み、読み終わった頃には満足感すら与えてくれます。
今回は、そんな漫画『All You need Is Kill』について以下の内容を紹介します。
- 『All You need Is Kill』のあらすじ
- 主要キャラ紹介
- みんなの評価
全巻読んだ感想や、映画版『All You need Is Kill』を観る方法なども紹介しています。
ぜひ最後までご覧になってください。

作品をまだ読んだことのない人も安心してご覧になってください!
作品情報
作品名 | All You need Is Kill |
---|---|
最終巻 | 2巻 |
著者 | 桜坂洋 |
構成(漫画) | 竹内良輔 |
作画(漫画) | 小畑健 |
ジャンル | SF |
2004年にスーパーダッシュ文庫(集英社)から刊行されたライトノベル小説『All You need Is Kil』を、2014年に「構成:竹内良輔」「作画:小畑健」が担当して漫画版として連載された作品です。
原作と漫画版では内容が多少違うところがありますが、基本的には原作に沿った内容で構成されています。
漫画が連載された2014年にはアメリカで映画化されており、主演をあの世界的大スター「トム・クルーズ」が務めたことや、初めてハリウッドで映画化された日本のライトノベル作品として注目されました。
『All You need Is Kill』の著者は「桜坂洋」さん
『All You need Is Kill』の著者は、小説家の「桜坂 洋(さくらざか ひろし)」さん。
2003年から小説家として活動されている桜坂洋さんは、『All You need Is Kill』の他にも『よくわかる現代魔法』などを代表に数々の小説を執筆しており、『時をかける少女』の著者「筒井康隆」さんなどから高く評価されている小説家です。
『AllYou Need Is Kill』のあらすじ
突如現れ、人類を襲う化け物「ギタイ」の攻撃により滅亡寸前まで追い込まれた人類。
ギタイに対抗すべく作られた組織「統合防疫軍」に所属する新米戦士「キリヤ・ケイジ」は、初出撃でギタイの攻撃を受け戦死してしまう。
しかし、死んだはずのキリヤは、その日から“死ぬと初出撃の前日に戻る”という無限のループに巻き込まれてしまうことに。
繰り返される時間の中で、ギタイに立ち向かうべく成長していく主人公の姿を描いたSFアクション漫画です。
主要キャラ
漫画『All You need Is Kill』で物語の中心となって活躍する登場人物を簡単に紹介します。
キリヤ・ケイジ
統合防疫軍の新米兵士「キリヤ・ケイジ」。初めての出撃をきっかけに”時のループ”に巻き込まることに。
弱小兵だったキリヤはループを繰り返し、まわりが驚くほどの成長をしていきます。
リタ・ヴラタスキ
イリノイ州ピッツフィールド、人口4000人の小さな村で育った少女「リタ・ヴラタスキ」。
幼少期に村がギタイに襲われ、両親を亡くしたことをきっかけに「この世界からギタイを一匹残らずブチ殺す」ことを決意し統合防疫軍に入隊します。
彼女の戦闘能力は凄まじく、軍では精鋭揃いの特殊部隊を率いる隊長として活躍し「人類最強のジャケット兵”戦女神(ヴァルキリー)“」と呼ばれています。
バルトロメ・フェレウ
キリヤの所属するフラワーライン基地で、もっとも古株の人物「バルトロメ・フェレウ」軍曹。
その経験から、キリヤに戦闘訓練を指導しています。
軍曹として指導力と統率力に長け、戦場ではキリヤたち隊員を指揮しています。
シャスタ・レイル
リタ・ヴラタスキ専属の整備員「シャスタ・レイル」。
民間から技術者としてきた彼女は、MITを飛び級で卒業した天才。
見た目はフワフワした性格の幼い少女ですが、ギタイに対抗できる武器をチャチャっと作れちゃうスゴイお方です。
ギタイ
突如地球に現れ、人類を絶滅の危機に追い込んだ化け物。
言葉は通じず、目的、正体ともに不明の存在、わかっていることは、人間を襲うということのみ。
『All You need Is Kill』を全巻読んだ感想
単行本2巻で完結することもあってか、物語の進むスピードは早めです。
ですが、読者を置いてけぼりにすることはなく、重要なところではしっかり内容が詰め込まれていて漫画の世界に入り込めます。
『ヒカルの碁』や『デスノート』の著者である「小畑 健(おばた たけし)」さんが作画を描いているだけあって絵が異常に綺麗で上手い。特にリタが涙を流すシーンは見惚れてしまいました。
『All You need Is Kill』のココがスゴイ !!
「ループ」を現実的に表現した作品
主人公キリヤが経験した100を超えるループの数。ループと聞くとチート級な必殺技に聞こえますが、『All You need Is Kill』の世界で「ループ=死」を生ぬるく描いておらず、ループの数を重ねるごとにキリヤは精神をすり減らしていきます。
実際に何度もループを繰り返すと、こんな精神状態になってしまうだろうなと思わせるほどリアルさがスゴイ。
例えるなら、攻略不可能な鬼畜ゲームを「クリアするまで帰しません。」と言われた感じ。
ループの真相まで描かれた物語
物語後半に明かされる「ループの謎」。いったい主人公キリヤはなせループに巻き込まれてしまったのかが詳細に描かれています。
ループ物の漫画は他にもありますが、「なぜループしてしまうのか」が詳しく描かれている作品は少ない。
それも、たった2巻という少ない巻数で、読者を納得させる理由を詳細に描いているところが、ただただスゴイ。
みんなの評価
『All You need Is Kill』に関するAmazonのレビュー評価とTwitterのコメントを紹介します。
Amazon評価
『All You need Is Kill』全巻セットの評価です。
星4.4 | 25件の評価 |
全体の65%が満点評価の星5つをつけていて、話のテンポの良さや絵の綺麗さ、内容を評価するコメントが印象的でしたが、「ごちゃごちゃしてる場面が見ずらかった」「話が短い」などのコメントもあり、細かく描かれた絵や、巻数の少なさが合わなかった方もいるようです。
オールユーニードイズキルは、漫画もメッチャ面白いからみんな見よう!! pic.twitter.com/aLAig6I6Hz
— かげろ~ (@kgerou) September 2, 2016
ま、読み返すよね。笑
この本のカラーが青と赤な理由は実写ではわからないのだよね。
皆様、原作小説ですけど、まずは漫画で感動してみてはどうですか?#オールユーニードイズキル pic.twitter.com/YLyqcabiAe
— 指戦士(ゆびさん) (@yubisenshi00) September 2, 2016
オールユーニードイズキル
見た人、漫画も見た方が絶対いいよ映画と話が違うし映画とは違う面白さがあってとくに、『リタ』が可愛いので読んでみて pic.twitter.com/Vm8P941MnU
— ryusei (@9sei__pvt) September 2, 2016

小畑健漫画版だと、このカーター博士は、シャスタ・レイルっていう三つ編みメガネっ娘なんだよなー。てか原作もメガネっ娘だったはずや!なぜおっさんに代えたんやハリウッド! #オールユーニードイズキル pic.twitter.com/oA4Op4noTz
— 伊達すーざん巻 (@suzan_anko_) September 2, 2016
『All You need Is Kill』はこんな人におすすめの漫画
- SF作品が好きな人
- 完結してる漫画をサッと読みたい人
- ゲームの「フォールアウト4」で遊んだことがある人
地球外生命体が的なので、SF好きには間違いなく刺さる漫画。2巻完結なので短い時間でサッと漫画を読みたい人にもおすすめです。
ゲーム「フォールアウト4」の世界にどことなく似ている世界観。ギタイと戦う時にきているジャケットは絶対フォールアウト4の中で誰かが着てたと思います。
映画で観るなら
アメリカで映画化された『All You need Is Kill』は、コチラの動画配信サービスでご覧になることができます。
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まとめ
今回は、完結漫画『All You need Is Kill』の主要キャラの紹介や全巻読んだ感想などを紹介しました。
小説から始まり、漫画化、映画化され『All You need Is Kill』。
この記事を読んで、どんな作品のなのか気になった方は是非読んでみてください!
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。