「文章をテーマに描かれた物語はこれまでになく斬新。”読まなきゃ損”と自信を持って言える漫画です。」
どうも!はっちです。このサイトでは完結済みの漫画を紹介しています。
今回紹介する漫画は『僕はどこから』。
小説家とヤクザ。まったく共通点のない2人の青年が事件に巻き込まれていく姿が描かれたこの漫画は、全4巻とは思えないくらい作り込まれた漫画でした。
友情あり、サスペンスあり、銃撃戦ありの漫画『僕はどこから』の魅力をたっぷり紹介していきます。
この記事の内容
- 『僕はどこから』作品情報
- 『僕はどこから』主要キャラ紹介
- 『僕はどこから』を全巻読んだ感想やみんなの評価
ドラマ版『僕はどこから』の情報なども紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください!

作品情報
タイトル | 僕はどこから |
---|---|
作者 | 市川マサ |
ジャンル | 青年・サスペンス |
最終巻 | 4巻 |
出版社 | 講談社 |
2018年1月に週刊少年マガジンから連載がスタートした『僕はどこから』。
単行本4巻と少ない巻数ながら、作り込まれた世界観に魅了されたファンは多く、2020年にはTVドラマ化が放送されています。
『僕はどこから』の作者は「市川 マサ」さん
『僕はどこから』の作者は漫画家の「市川マサ」さん。
2009年に漫画家として活動を開始された市川マサさんは、バカ不良漫画『A-BOUT!』を代表に数々の人気漫画を描いています。
『僕はどこから』のあらすじ
他人の書いた文章を書き写すことで、その人物になりきることができる「竹内 薫(たけうち かおる)」のもとに、学生時代からの親友で現在はヤクザの組長をしている「藤原 智美(ふじわら ともみ)」が現れ、ある仕事を依頼します。
悩んだ末に仕事を受けることを決めた竹内薫でしたが、この決断をキッカケに次々と事件に巻き込まれてしまうことに・・・
小説家を目指す青年とヤクザの組長。立場のまったく違う2人が友情を武器に事件の真相に迫っていく姿が描かれた、クライムサスペンス漫画です。
主要キャラ
竹内 薫(たけうち かおる)
ボサボサ頭に眼鏡とパッとしない見た目の主人公「竹内薫」、夢は小説家。
若年性アルツハイマーを患う母親と暮らしながら、バイトで生計を立てる彼は、親友「藤原智美」からの依頼を受けたことで事件に巻き込まれてしまいます。
誰に対しても敬語で喋り控えめな性格をしていますが、藤原いわく、やるときはやる男。
彼の作る豚バラ青菜チャーハンは激うまらしい。
藤原 智美(ふじわら ともみ)
弱冠20歳にして広域暴力団「講談会」の傘下組織で組長を務める「藤原智美」。
主人公「竹内薫」とはタイプのまったく違う藤原ですが、学生時代に薫に助けられたことがきっかけで薫と親友になっています。
頭がキレ、腕っ節も強く、度胸もある男気溢れる人物です。
薫の作る豚バラ青菜チャーハンが大好物。
山田(やまだ)
藤原に協力する情報屋の「山田」。
常に笑っているよな表情をしていますが、鋭い観察眼を持ちどんな些細な情報も見逃さない男。
『僕はどこから』全巻読んだ感想
4巻と少ない巻数の中にメインとなるストーリーだけでなく、主人公たちや重要人物たちの過去なども描かれていて漫画の世界にスッと入り込めました。
欲を言えば、もっと主人公たちの過去や他の登場人物などの背景も知りたいと感じたけど、そう思わせながら終わっていく感じが逆にたまらないっす。
ストーリーの展開はとてもスピーディーですが違和感を感じないほど丁寧に描かれています。
読み終えた後は、一本の映画を観たような満足感でした。
『僕はどこから』のココがスゴイ !!
「竹内薫」の能力
主人公「竹内薫」の特殊能力
使う場所が限られそうな、かなり特殊な能力「文章を書き写すことで他人になりきれる能力」。
作中では、僕のような一般人には思いつかないような能力の使われ方をしていて「あーそんな使い方もできるのね。」と思わず感心してしまうほど面白かったです。
全4巻の中に隠された数々の伏線
4巻の中と短いストーリーの中に隠された伏線の数々。
細かい演出がされていて、どの伏線もおもしろかったです。
長編漫画だと忘れてしまいがちな伏線ですが、短い物語なのでその心配はなく、ほどよいタイミングで伏線回収してくれます。
「ん?」と疑問に感じたところを的確に回収してくれるので、伏線回収のたびに読み直す必要がないのは嬉しいポイントですね。
『僕はどこから』はこんな人におすすめの漫画
- 少しダークな世界観が好き
- サスペンス好き
- 男同士の熱い友情が好き
こんな人には間違いなくおすすめできる漫画です。
すべてに当てはまる人は、読んだ後に「良い漫画だった。」と感じること間違いなし!
ドラマ版『僕はどこから』
2020年1月〜3月の間でテレビ東京からドラマ放送された『僕はどこから』
主演は「Hey!Say!JUMP」の中島裕翔さんが勤め、漫画版では回想シーンでしか登場しなかった藤原智美の妹も物語に大きく関わる人物として登場しています。
漫画とほぼ同じ展開で進んでいく物語の中に、ドラマだけでしか観ることのできないシーンや所々にクスッとくる笑いが盛り込まれていて、漫画を読んだことがある方でも楽しめる内容になっていました。
漫画よりもダークな世界観が強めに描かれているので、ダーク好きな人は漫画よりドラマがおすすめです。
まだご覧になっていない方は、ぜひドラマ版『僕はどこから』も観てみてください。
観た感想を一言だけ言うと、
「岡崎体育さんの演技がスゴイ!」
まとめ
今回は、完結漫画『僕はどこから』のあらすじや主要キャラなどを紹介しました。
4巻完結でドラマ化されてしまうほど完成度の高い漫画「僕はどこから」。
短編漫画と侮るなかれ。読んだ後の満足感は長編漫画にも劣りません。
気になった方はぜひご覧になってみてくだささい!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。